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教えて!カジノしくじり話「熱中しすぎて飛行機乗り過ごして……」「あそこには魔物が棲んでます」

カジノ初心者と達人の違い。映画「スター・ウォーズ」でフォースの達人ヨーダは「達人は、初心者が試みた以上に失敗しているのだ」と説きました。でも失敗はなるべくしたくないのも人の心。今回はカジノの達人たちの失敗談から教訓を学び、なるはやでカジノ初心者を脱しようという企画です。

まずお話を伺ったのは都内で自営業を営む多田洋介さん(38歳・仮名)です。失敗談という性質上、「実名顔出しじゃないなら…」という条件で取材に応じてくれました。

1限目|パチスロ生まれバカラ育ちの多田先生


多田洋介さん(38歳・仮名)
都内在住、自営業。最近付き合って1年ほどの女性とスピード婚を果たし、早速尻に敷かれている。

ーーきょうは勉強させていただきます。多田さんは何歳ぐらいからカジノへ行っているんですか?

多田:今から20年ぐらい前、大学生の頃がちょうどパチスロ全盛期で、空いている時間のほとんどは初代「北斗の拳」の前で過ごしていました。その時のパチスロ仲間とフィリピンへ旅行に行ったときカジノに寄ったのが最初ですね。

ブラックジャックやらルーレットやらはルールがよくわからなかったのですが、バカラは丁半博打みたいですぐハマりました。いま思えば単なる“バカヅキ”なんですけど、2,000円がトントン拍子で50万ぐらいになって爆裂に盛り上がりました。

それからというものの、この歳になるまで年に1~2回はフィリピンや韓国のカジノへ行っています。

ドレスコードってなんだ?

ーー楽しい思い出もたくさんあるとのことですが、苦い思い出もやっぱりありますか?

多田:いやぁ、めちゃくちゃありますね。これは「あるある」だと思うんですけど、初めてラスベガスに行った時、ドレスコードなるものがあることを知りませんでした。

ーーあー、確かにそれは「あるある」ですね。ドレスコードって日本にいるとあまり馴染みがないですよね。短パンやサンダルNGなど服装の規定があるカジノも多いと聞きます。

多田:当時は英語も全然話せなかったので、てっきり日本人への人種差別だと思って「おかしいだろ!!」って身振り手振りで抗議してたら奥からボブ・サップみたいなガードマンが出てきてさすがにビビッて撤退しました。

カジノには魔物が棲んでいる

多田:あと真夏のラスベガスのカジノへ行ったらちょっとした冷蔵庫ぐらい冷房が効いてて信じられないぐらいお腹を壊しました。

ほかにも全フロア喫煙OKだと思ってその辺でタバコ吸ってたらまたガードマンがきて「ヘィミスタァ」とねっとりした声で注意されて怖かったですね。カジノは基本的に分煙が多いと後になって知りました。

ーー特にどんなカジノゲームが好きなんですか?

多田:やっぱりバカラですね。あそこには魔物が棲んでいます。当時そんなに金が無いのに

バカ勝ちして気が大きくなっちゃって「行けるっしょ」と思って一発で10万円を賭けたら当然のように外れて、さっきまで手元にあった10万円がするりと抜け落ち、背中にだらりと汗が流れたあの感覚は今でも鮮明に覚えています。そのあとしばらく喉が乾き続けていましたね。

多田先生の教訓「金儲けではなく、適度に楽しめ」

ーーリッリアルな失敗談ですね……そうしたことから学んだことはどんなことがありますか?

多田:ありきたりですけど、カジノは金儲けをするところではなく、適度に楽しむところなんですよね。

間違っても帰りの飛行機代や生活費を賭けてはいけないんです。フロアを彩る豪華絢爛な設備は全てここへ来た人間たちの負けで出来ていることを認識したうえで、非日常を楽しむところとしてエンジョイするべきだと悟りましたね。

ーーありがとうございます。ちゃんとした人で安心しました。

2限目|入口で止められがちなりかぽ先生 

次に教えてくれるのは、ARMY(BTSのファン)で韓国にも幾度となく通うりかぽ先生です。

りかぽさん(30歳)
アミューズメントカジノバーなどに勤務。カジノのVIPルームでガタイのいいガードマンにめちゃくちゃ怒られたことがある。

ーー本日はよろしくお願いいたします。りかぽさんはどんなカジノへ行ったことがあるんですか?

りかぽ:韓国だとパラダイスシティ、ウォーカーヒル、セブンラックで、フィリピンならリゾートワールドやオカダマニラ、シティオブドリームス、それとセブ島のカジノですね。

あとアメリカならロサンゼルスにあるカジノなどです。コロナ禍になってからは全然行けてませんが、近場のカジノには年2、3回は足を運んでましたね。

ーーすごご!踏んできた場数が違いすぎます…

りかぽ:そもそも最初は19歳の時にフィリピンへ旅行した際にカジノへ行こうとしたんですが入り口で止められてしまいました。年齢制限があるってことも知らなかったんです(※フィリピンでは21歳から)。

27歳の時にも行ったんですけど、またID見せてって言われました(笑)。日本人だと若く見られがちらしいです。

絞るときは1人で

ーーどんな失敗談がありますか?

りかぽ:バカラが大好きでよくやるんですけど、日本のアミューズメントカジノだとカードを絞るとき(裏返したトランプを折り曲げながらめくるバカラ独特の所作)、同じ方にベットしている人とカードを分けてそれぞれで絞って見ることができるんです。

でも、海外のカジノは絶対に1人で絞らないといけないらしく、カードを分けて絞ろうとしたらディーラーに即「STOP」って怒られました。

ーー当たり前だと思っていたことが実は日本のローカルルールだったんですね……

りかぽ:日本のアミューズメントカジノの独自ルールだったんだなぁと……。

気付いたらフライトの時刻が……

りかぽ:あとはフィリピンのマニラでバカラとポーカーをやってたんですけど、あまりに熱中しちゃって気が付いたら結構な時間が経ってて。

帰りの飛行機の時間が迫っていたので急いで空港へ向かったんですけど、渋滞につかまり、マニラ空港で迷子になり飛行機を乗り逃がしました。

ーー終電感覚で飛行機を乗り逃がしてますね……別の便に振り替えられたんですか?

りかぽ:ちょっとバカラの流れが良すぎて……。7万円ぐらい払って次の便に乗って帰ることになりました。結局カジノで稼いだ金が消えました。


りかぽ先生の教訓「勝ってる時にゲームはやめろ」

ーー真摯なご忠告、痛み入ります。この記事を読んでいる未来のカジノ達人たちへ一言お願いします。

りかぽ:「勝ってる時にゲームはやめろ」。マジでこれに尽きます。辞めないと絶対に負けちゃうんで(笑)。

あと、熱中し過ぎて我を忘れないように時間を区切ることも意識しています。友だちと「2時間後にココへ集合しよう」など強制的にゲームから離れて冷静さを保つようにはしています。

まだまだカジノへ気軽に行ける情勢ではありませんが、先生方のおかげでカジノへ行くハードルがグッと下がったという方も多いのではないでしょうか。

カジノしくじり先生の皆さん、ありがとうございました。カジル編集部では今回のようなカジノ失敗談をいつでも募集しています。「会社の金を溶かしてしまった」など本当にマズいものはこちらでさばききれないのでご了承ください。それではまた!


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