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しまの非日常な日常ダイアリー

#2|WSOP参加よりも(?)熱くなったテニス観戦とスポーツベット

1年の多くを海外カジノで過ごし、ポーカーで生計を立てているプロポーカープレイヤーしまさん。みんなにとっては「非日常」なカジノ生活でも、しまさんにとっては「日常」。旅では伺い知ることのできない、カジノのあれこれを写真で紹介していきます。 第2回は、WSOP開催中のラスベガス現地からお届け。めちゃくちゃ楽しそうだな〜。

前回はこちら ▷ #1

ラスベガスに到着!スロットマシーンがお出迎え

今年の3月に日本に帰国してから半年ぶりの海外渡航です。コロナ禍で他の国へ行くことは難しく、この半年は日本で生活をしていました。今回は成田空港からバンクーバー国際空港を経由し、ここラスベガス・マッカラン国際空港へと到着しました。

いきなりたくさんのスロットマシーンがお出迎えしてくれるので、着いてすぐにギャンブルがしたい!という人も安心です。とはいえこれからラスベガスへ向かう人がここでスロットマシーンをプレイすることはレアでしょう。

カジノへ向かえばこことは比べ物にならないほどの数のスロットマシーンやブラックジャックなどのテーブルゲームもあるので、すぐにギャンブルしたい人も気持ちを落ち着かせてまずはカジノへ向かいましょう。

2年ぶりに開催となったWSOP会場へ

RIO ALL-SUITE LAS VEGAS HOTEL & CASINO
住所:3700 W Flamingo Rd, Las Vegas, NV 89103 
HP:https://www.caesars.com/rio-las-vegas

ラスベガスに着いて1週間ほど経ったころにWSOP(World Series of Poker)がスタートしました。WSOPに来たら多くの人はここで写真を撮るのではないのでしょうか。WSOP会場全体のちょうど真ん中、トーナメント受付の少し手前にあるのでとても目立ちますし、これを見るとWSOPに来た実感が湧きます。

2020年はコロナの影響で開催が中止になってしまったため2年ぶりの開催となります。

アメリカ人だけでなく世界中のポーカープレイヤーが待ちに待った今大会ですが、参加者全員がワクチンの接種が義務付けられていますし、アメリカとの直行便が運行停止となっている国もあります。イギリス人の友人はアメリカ入国のためにメキシコで2週間滞在したのちにラスベガスに来たそうです。

そういったこともあってWSOPの中でも人気なイベントの1つである「ミリオネアメーカー」は2019年に比べて60%ほどのエントリーとなったようです。その他のイベントも参加者の人数は減っていて、まだまだ通常に戻ったとは言えない状況です。

ポーカープレイヤーの友人たちと日本式の焼肉!

Samurai BBQ
住所:3650 S Decatur Blvd, Las Vegas, NV 89103
HP:https://samuraibbqlasvegas.mystrikingly.com/

友人たちと日本式の焼肉にきました。ラスベガスには多くの焼肉店があるのですが大半が韓国式で、いわゆるサムギョプサル、豚肉を中心としたメニューです。

こちらはWSOPの行われている「Rio」から車で西へ5分ほどいったところにある、「Samurai BBQ」というお店です。日本人の店員さんもいますし日本語のメニューもあるので、日本の焼肉が食べたくなったらまずおすすめしたいお店です。

どのメニューも美味しかったのですがこの厚切り牛タンは見た目からも一番惹かれました。火曜日が定休日ですが他の曜日はランチもディナーもやっているので、カジノへ行く前や帰り道に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。この日のお会計はチップ込で一人あたり70ドルほどでした。

車で5時間、インディアンウェルズにてテニス観戦

ラスベガス生活も3週間ほど経ったところで、友人グループと一緒にカリフォルニアにあるインディアンウェルズに2泊3日で行ってきました。

インディアンウェルズはラスベガスから車で5時間ほどいったところにあり、毎年3月にプロのテニストーナメントが開催されているのですが、今年はコロナの影響で延期になりちょうど僕のラスベガス滞在の日程とあっていました。

もともとスポーツ観戦全般が好きでさらに1年半ほど前から趣味でテニスを始めたところだったので、このチャンスを逃すまいとインディアンウェルズへ向かいました。ラスベガスからインディアンウェルズまではかなり殺風景な道が続いていて、写真のような荒野のまっすぐな道をひたすら走るといった感じでした。

快晴の会場でフローズンレモネード

僕が1日目に購入したチケットは会場の中でも一番安い100ドルのチケットでした。

一番安いチケットでも100ドルと聞くと他のスポーツ観戦に比べて高く感じるかもしれませんが、このチケットは1日中好きな試合が観られるチケットで、その日は男子シングルスの2試合、女子シングルスの2試合、また別会場で女子シングルスと同じ時間に別のテニスコートで行われている男子ダブルス2試合全て観ることができるというものです。

観られるかぎり全ての試合を観るもよし、自分の好きな選手の試合だけ観るもよしと人それぞれ好きにチケットを使うことができます。僕はなかなかテニスを観に行けるチャンスがないので、最初から最後まで試合を観ることにしました。10月でも日中は30度を超える暑さだったので、会場内の売店で買ったフローズンレモネードで喉を潤しながら観戦しました。

この日一番盛り上がった試合はアメリカ人のテイラー・フリッツというプレイヤーが格上のドイツ人選手相手に大逆転勝ちしたものでした。逆転の兆しが見えてきて徐々に会場のボルテージが高まってくるところはテレビ越しでは伝わりづらいので、現地観戦の醍醐味を味わうことができました。

2日目は7人のうち5人はカジノへ行き、僕はメンバーで一番のテニス好きの友人と二人でテニス観戦へと行きました。前日観戦した男子シングルスで勝ち残った二人の準決勝ではテイラー・フリッツを一緒に応援することにして、ラスベガスにいる友人に頼み、「ベラージオ」のスポーツベットで賭けてもらいました。

オッズが-165?アメリカンオッズとは

ラスベガスの大手カジノにはスポーツベットのブースがあり、アメリカで行われるスポーツを中心に様々なスポーツに賭けることができます。ポーカーとスポーツベットはどのカジノでも近くに置かれているので、スポーツの賑わうシーズンにはポーカールームも同じく賑わいます。

体感としてスポーツベットで一番人気なのはアメリカンフットボールだと思います。アメフトのある日はポーカールームでも必ず放送されていて、多くの人がポーカーを楽しむと同時にアメフトのゲーム、スポーツベットも楽しんでいます。

特に2月に行われるアメフトの年間チャンピオンを決めるスーパーボウルが行われているときは大騒ぎで、カジノの中をアメフトのユニフォームを着たファンが大勢歩いています。アメフト以外だとバスケットボールやアイスホッケー、野球などアメリカでの競技としての人気がそのままスポーツベットの人気となっているようです。

この日は友人に頼んでベラージオで165ドルをベットしてもらいました。

-165というのがオッズで、ラスベガスのスポーツベットはこのアメリカンオッズと呼ばれる表記がスタンダードです。日本の競馬などで使われる2.5倍などの表記はデシマルオッズと呼ばれます。

この-165というオッズは例えば165ドルを賭けたときに勝利すると265ドルがもらえるという意味で、デシマルオッズだと約1.6倍となります。逆に+120というように+がつくオッズもあり、この場合は100ドルをベットして勝利すると220ドルになるということで、デシマルオッズにすると2.2倍となります。

慣れないとわかりづらいオッズ表記ですが、「オッズ 変換」などで検索するとアメリカンオッズをデシマルオッズに変換してくれるウェブサイトが簡単に見つかるので、オッズがよく分からない場合はそういったウェブサイトを使うのもいいと思います。

スポーツ中継が見放題!

こちらが実際のスポーツブックの光景です。この写真の外にもたくさんのモニターがならび、賭けの対象となっている試合が観られるようになっています。

残念ながら応援していたテイラー・フリッツは負けてしまいました。テニスは競技として観戦するのはもちろん楽しいのですが、賭けることでより一層応援に熱が入りました。

日本では現在スポーツベットはできませんが将来的にカジノがオープンした際に併せてスポーツベットが解禁されるようなことがあれば、スポーツ人気も上がるのではないのかと思っています。

これを書いているのがちょうどWSOPのメインイベント直前の時期で、約2ヶ月間もあるWSOPの中でもピークの時期だと思います。コロナ禍で全体の人数は減ってはいますが、逆に日本人の人数は2年前と比べて増えているように感じて、キャッシュゲームではほぼ毎日日本人と同卓しています。

日本でのポーカーブームはこれからますます加速していきますし、強いプレイヤーがどんどん増えていくと思います。僕も若いプレイヤーに負けないように頑張らないといけないと、モチベーションの上がる良い機会となりました。

(#2 了)

前回はこちら ▷ #1


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